劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子
ついったーだと漫画とかゲームとかアニメの話をするとネタバレになりかねないし
かといって長文投下するのもアレだからちょっと長めの感想とかはこっちに書くことにした
というわけで劇場版マジェプリ見ました
この作品は2013年4月〜9月まで放映していた「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」の劇場作品で昨年11月に公開されました
TVシリーズ放映当時は同クールに「革命機ヴァルヴレイヴ」「翠星のガルガンティア」と3作品もロボットアニメが放映されていたこともあり何かと比較対象になってましたが
なんだかんだで一番好意的に受け止められてたかなぁという印象があります（個人の感想です）
知らない人向けにざっくり説明すると養成学校の落ちこぼれ5人組がロボットに乗って宇宙から攻めて来た悪い宇宙人と戦うよってお話です
作風としてはかなりコメディ色が強めなんですがシリアスに降ったお話もあり、僕自身もかなり楽しめた作品だったんですよね
で、なんで今更劇場版なの？そんなに好きなら当時見に行けば良かったじゃんって言われると思うんですけど、まぁ、うん、劇場公開がかなり限られるかつ2週間限定だったこともあってタイミングが合わなくてその....
まぁついにAmazonプライムの会員見放題で見れるようになったからようやく見れたのでよかったです（こなみ）
作品自体はTVシリーズ最終話直後、主人公イズルが宿敵ジアートを撃破して昏睡状態に陥った後のお話になります
言ってしまえば後日談兼番外編なんですがまぁ〜これが面白かった
いい意味で本編とノリが変わらないというか、でもちゃんとチームラビッツもお互いを信頼し合っている雰囲気でなんでもないのに口元が緩んじゃうんですよね....
医療ポッドに寄せ書きをするシーンなんかはTVシリーズの積み重ねもあってかなりお気に入りのシーンになりました
ちゃっかり自分も寄せ書きするリンリンkawaii
今回は主人公であるイズルよりアサギにスポットが当てられていて、本編終盤で判明したアサギとイズルの兄弟関係がよりクローズアップされてるかなーって感じです
僕自身は序盤のアサギはあんまり好きになれないというか取っ付きづらいキャラだなーと思ってたんだけど後半で一気に親しみやすい印象に変わったので、フィーチャーされるのは（当然なんだけど）嬉しかったなぁ
肝心の戦闘シーンはもうTVシリーズと遜色ないどころか個人的にはかなりいい塩梅でした
というのもこの作品の3DCGを請け負っているオレンジさんの戦闘シーンはかなりケレン味が強めで、超高速戦闘なんかは早すぎて何やってるかわかんねーよ！ってなりがちなので今回は尺の問題もあってそういう描写自体が少なめなのも見やすかったかなぁと
覚醒シーンはどの機体もかっこ良くてお気に入りなんですがやっぱりブルーワン！
一番好きな機体というのもあって「待ってました！」と言わんばかりにかっこよくてお強い.....
空中で歩いてくるシーンはかっこいいけどチンピラみたいで怖い
個人的に残念？というか気になったところもややあって、チームフォーンはもうちょっと活躍や掘り下げが欲しかったなぁとも思いました
というのも劇場版に登場する新型アッシュのパイロットを務める新キャラクターという触れ込みだったので、一応その補完となる25話である程度の経緯は描写されたもののその後に映画を見るともったいなさを感じるというか...
アッシュ自体の戦闘シーンもほんの僅かだったのでその辺は残念だったかなぁとも
あとあんだけキービジュアルにでかでかとめっちゃ強そうに描かれていたホワイトゼロの扱いは腹抱えて笑ってしまった
お約束的な話をするとロボットアニメにおける試作機は高性能機かつ超ピーキーであることが多いので「棺桶」とか「あれには乗せられない」とか言われると凄い機体なのかぁと思ってしまうんですけど、まさかそのままの意味だとは....
ここらへんは上手いな〜と思うのと同時にめちゃめちゃ笑いました
これ劇場で見たら周りの反応が凄かっただろうなーと少し後悔
個人的にはかなり大満足の劇場版だったけどなんだかんだこれでお話はひと段落してしまった感じなので続きは厳しいかなーとも
まぁ万が一次があるとしたら...なんだろう...ウルガルの行く末が気になるかなぁ
でもジアートも生きてるっぽいしなぁ...
