ただの備忘録

だいたい独り言

コードギアス 復活のルルーシュ

 f:id:daigosan_chang:20190221184252j:plain

見てきました

 

結論だけ先に言っておくとめちゃめちゃ面白かったです

そうそうギアスってこんなアニメだったよな〜って要素が頭から尻尾までぎっしり詰まってて凄い満足度だった...トイレ行きたい...

 「いや〜ギアスって昔見たけどあんま覚えてないし...面白い?」って人も安心してほしいっていうかぶっちゃけそういう人に見てほしいし多分一番楽しめると思う

 

というわけで以下雑感

 

f:id:daigosan_chang:20190221185209j:plain

本作「復活」はあくまで再編集版の続編にあたる映画なのでTVシリーズからは繋がらない作品ではあるわけなのですが

その上で本作は「C.C.を救済するための作品」なんじゃないかなぁと思うわけです

 

 

TVシリーズではルルーシュは悪虐皇帝としてゼロ(スザク)に討たれ、色んなものを犠牲にしながらも人々が平和を謳歌するエピローグが描かれめでたしめでたし...だったわけですが...あれ?

よく考えたらC.C.自身はどうにもなってなくない....?って思った人はまぁ少なくないと思うのですよ

結局のところコードを継承することで不老不死から逃れることもできず共犯者であったルルーシュは討たれ、自身も放浪の旅に出たところで作品が終わってしまったので紆余曲折はあったものの目的が果たされたわけではなく彼女自身の救済はほとんどと言っていいほどなかった気がします

そもそもTVシリーズ時点でもルルーシュ生きてる説は根強かったしそれを裏付ける根拠もあるんだけど明確に生きてるよ!ってアナウンスされてたわけではないのでここでは一旦置いておいて

 

そんな彼女が自身の願い、それも死に至る願いではなくルルーシュが指摘した真の願い「他人から愛されること」によって救済されるというお話としてはこの上なく綺麗な終わり方をするなんて思わなかったよ....

何年経ってると思ってんだよ10年だぞ10年、もう平成終わっちゃうよ

まぁ言ってしまえば二次創作でもう嫌というほど見たよって展開なわけですけど恥ずかしげもなく直球でこれを投げてきた気概は素直に買いたい、というかありがとうを言わせてほしい...

 

というか本作自体が全体を通じて今までコードギアスを応援してくれてありがとう!オラッ!喰らえ!って感じでどこかで見たような展開のオンパレードなので追っかけてきた年数分のダメージがストレートに入ります入った

裏を返せば意外性はないし悪い言い方をすると「二次創作で散々見た展開」であることは否めないんですが、10年というスパンが置かれてこれがお出しされたことで当時まだ10代だった我々のようなクソオタクは「あぁ良かったなぁ」って思ってしまうわけですよ

そういう思春期にこれと「機動戦士ガンダム00」を見て重篤なキモオタにならざるを得なかった、そうでないにしても当時好きだったよって人にはとりあえず見に行って損はない作品だと思うよ、行け

 

個人的なことを言わせてもらうとルルーシュとC.C.って主人公とヒロインではあるけど共犯者という関係から始まってお互いの理解者ではあったけど恋愛とかそういう価値観からは遠い存在だと思ってたんですよね(個人の感想です)

でも今回のスタッフロール前からラストシーンまでの過程を見てなんとなく「あっ、そういうのもあるのか...」みたいな感情が湧いたというか、でもルルーシュはそういう事言うよな...っていう納得とか全部込みで落ち着くべきとこに落ち着いた感じがあって自分でもびっくりした

もちろん直接的な描写があるわけじゃないけどあそこまで言わせるだけの覚悟とか全部込みでそりゃあもう文字通り末長くお幸せにとしか言えなくなっちゃうじゃん

じゃなきゃ最後二人してあんなノリノリでCLAMP感マシマシの衣装なんか着ねぇよ!

 

あとTVシリーズでお馴染みの面々が出てきてかつての敵味方同士が肩を並べて戦うのもすごく良かったですね...

 そういうところも含めてお祭り映画だったのすごく良かったよ...

 

 

という話を見た後すぐにしたかったんだけど下書きにしたまんま放置してたから今更上げるよってことでした、はい