あけおめ平ジェネFOREVER
いつの間にか年が明けてました、おめでとうございます
今年は色々と頑張ります
というわけで見てきましたよ平ジェネFOREVER
現行作品であるジオウと前作のビルドのクロスオーバーは勿論のこと、平成ライダーの総まとめとしてもかなり見応えのある作品でした
特にクウガや電王が好き!って人は期待していいと思う、W?まぁ...うん...ちょっと雑だったかな...
以下ネタバレ含むので自己責任で
個人的にはかなり丁寧にまとめたなーって印象だったんですが、事前に俳優陣が揃って「脚本が難しい」「台本が上がってきたのがクランクイン当日」みたいな不安を煽る発言をしてたのでもしかしてヤベーイのか...?って思ってました見るまで
ただその予想があながち間違いではなかったかなと思う箇所もちらほらあって、例えば唐突なダブルライドウォッチや地球の本棚はこれギリギリまでキャスティングの成否とかもあってなんとか融通が利くような描写に落とし込んだんだろうなぁってなんとなく思いました
まぁ実際のところは知らんけど
そういう意味では完璧な作品とは言い難い感じはあるけど、本筋のお話がしっかりまとまってたのでとても良かった
特に現実と虚構、というテーマを作られたヒーローであるところの桐生戦兎、仮面ライダービルドに絡めてソウゴを導く役割を与えたのは凄く良かったし、1年間を通じて成長した戦兎の姿を見られたのもあってお手本のような活躍で、
電王もビルド以上にフィーチャーされていて、時の列車、イマジン、特異点みたいなお馴染みの要素を活かしつつ、人の記憶こそが存在そのものである、という結論に持って行ったのはもうこれ以上にない本編へのオマージュでしょこれ...
というか久しぶりに動く電王が見れてもう戦闘シーンの間はずっとニコニコしてた、やっぱり大好きだなー
まさかまさかの野上良太郎、佐藤健の出演も嬉しいサプライズでそれ以上にモモタロスの「俺たちもお前を忘れるかよ」はもうそのまま俺も忘れてないよ!!って言いたくなってしまって、これまで色んなスピンオフがあって良太郎が不在の作品も多かったけどそんなことも全部許せちゃうような気分にさせられてしまった、ちょろい
終盤の人々の記憶からライダーたちが蘇るシーンも本当に素晴らしくて、皆が思い思いのライダーの名前を叫ぶのにもう涙が止まらなくて...もう...
あと完全に個人的なアレなんですが、鑑賞中に後ろの座席に座ってる男の子がライダーが登場するたびに嬉しそうに名前を呼ぶものだから作中とリンクして余計に泣いちゃったよ!やめて!これ以上泣かせないで!
演出もズルくてさぁ...高校生〜大学生くらいの子があれって!ってダブルが現れて嬉しそうにしたり、いい歳した兄ちゃんがクウガを呼ぶときに一瞬子どもの姿になるのとか....ダメでしょ....
なんていうか、クウガからずっと平成ライダーを見続けてきて云十年経っていい歳になってしまったけど、いい歳こいて仮面ライダー見てる自分に対して諦めとか蔑みの感情がやっぱりあって、後ろめたさが年々増していくんですよね
でもあの頃憧れた、好きだったヒーローは相変わらずかっこよくて、架空の存在かもしれないけど自分の中にいて、それは否定されないし変わらないんだよって
月並みな言葉だけどずっと好きで良かったなぁって思ったらまた泣いて俺この映画で何回泣かされるんだろう
なんかもう他にも色々話したいことやここがいいんだよ!って箇所はいっぱいあるんだけどとりあえずこれだけ言いたかったから満足した
終わり